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2014/05/14

最近観た映画

バキです。
二年です。

なんか面白い映画があったら教えて下さい、ほんとに。
よろしくおねがいします。



そういうわけで最近観た3本の映画がびっくりするくらいことごとく名作だったのでここで紹介しようと思います。

パルプ・フィクション

「パルプ・フィクション」/クエンティン・タランティーノ監督/1994年
このマフィアのボスの女を演じるユマ・サーマンがエロい。白シャツ姿が一番好きです。
いろんな人間たちの物語、それもくだらない話(=パルプ・フィクション)が、シャッフルされた時系列で描かれるオムニバス的な映画。それぞれのエピソードは一見するとバラバラのように見えるけれど、見ていくうちにとあるマフィアの騒動を中心とした人間模様が描かれていることがわかる。タイトルが秀逸。センスいい。

一本の映画としての起承転結がとても薄く(というか、そもそも存在しない気もする)、ナンセンスな展開。だけど展開における起伏は山ほどあって、ありふれたくだらない会話の中に見事に織り込まれるセンセーショナルな映像で、ぐいぐい観る者の目を惹きつけてくる。心臓に注射針をぶっ刺したり、刀(!)でゲイをぶった切ったり、タランティーノ監督らしいアクションが炸裂してる感じ。

個人的に気に入ったのは、派手なガンアクションを多用せず、"撃鉄を上げ、銃口を相手に突きつける"シークエンスの緊張感がビンビンに画面に満ちていたこと! 登場人物が銃を撃たなくても、そのシークエンスだけで、「こいつはプロのマフィアや……!」という説得力が凄まじい。身が竦む。

暴力描写を見るのは苦手だけど、でもカッコいい。ぶっ飛ぶ。いいですね。

こういうナンセンスに展開していく話は個人的に好きです。起承転結の構造はすごくわかりやすくて面白いんだけど、わかりやすさイコール面白さというわけではないから。既存の表現方法の型にはまっていないところがいいとは言わないけれど、なんというか、表現としてニュートラルな物語構造になっているのがイケてる。上手く言えないけど。タランティーノ監督の"らしさ"がそこにあるように思えました。
音楽も超かっこいいのでそこも要チェックです。踊りたくなります。



メメント

「メメント」/クリストファー・ノーラン監督/2000年
ある日、レナードの妻が何者かに押し入られ強姦・殺害される。偶然その場に居合わせたレナードは死にゆく妻を横目に犯人に殴られ、その事件の影響でレナードは10分間しか記憶を保持できない脳障害を患う。レナードは復讐のため、メモだらけの生活とともに犯人探しを始める。

とにかくこの映画のすごいところは、ストーリーが終わりから初めにかけて逆向きに描かれていくところ!
記憶が10分しか保たない人の気持ちなんてなかなか想像つかないし共感できないかもしれないけど、まるでこの映画は記憶をなぞるように掘り起こしていくような不思議な感覚を体感させられる!

そして最高の叙述トリックと結末。
超上質なミステリーでした。

ミステリなので多くは語るまい。己が目でしかと見よ。



ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」/ガイ・リッチー監督/1999年
一攫千金を狙う悪たれ若者4人組を中心に、ギャングやマフィアが入り交じって繰り広げられる群像劇。

とにかくストーリーが秀逸で、むちゃくちゃテンポが良い。ギャンブルに失敗して借金の返済を迫られた4人組が、偶然アパートの隣室から強盗計画を耳にし、そこに便乗しようとして……というのが序盤。それからとにかくたくさんの人間が盗み、盗まれ、殺し、殺されていく怒涛の展開が続く。ジャンルがかなり遠くなっちゃうけど、三谷幸喜のシチュエーションコメディを観てる時のようなストーリーラインの巧みさを感じた。監督のガイ・リッチーは天才だなと思う。

そして映像と音楽(さすがイギリス映画)がむちゃくちゃイカス。最高にクール。もうほんとにセンスの塊って感じ。この映画が公開された1999年、イギリスで興行成績1位だったというのだから、イギリス人の文化レベルに圧倒されるな。
4人組が盗んだ金を別の車に移し替えるシーン。かっこいい画!
これと似た構図とライティングが「時計じかけのオレンジ」にもあるな
登場人物がかなり多いけれど、みなそれぞれに味わい深い。演技のせいなのか、脚本のせいなのか、独特の空気感があってよかった。これまた全然違うジャンルだけど、邦画の「ミツコ感覚」(山内ケンジ監督)をちょっと思い出した。会話のリアルさや自然さが際立ってむしろ印象に残るような。ミツコ感覚の場合は、さらにそこにおかしな浮遊感をたたえて不思議な世界を作っていたけれど。

ちなみにこのタイトルについて。何やら長いけど、「ロック、ストック&バレル(Lock, Stock & Barrel)」は、 それぞれ銃の部位で、慣用句としては「一切合財」という意味らしい。それと、物語の鍵を握る「硝煙を吹く二丁の拳銃(Two Smoking Barrels)」をかけているわけだ。タイトルもまた秀逸だなコレ。



どれも超名作ですぞ。
みるべし。みるべし。

僕も観るだけじゃなくてそろそろまたなんか作りたいな

2014/03/18

TOHOシネマズ学生映画祭/夢のあとさき

 バキです、また東京行ってきました。東京好き過ぎるやろ!とお思いかもしれませんが東京でしかやってない映画多すぎるよ……。いろいろ観たのでそのうち印象に残ったものなど書きます。


アニスタオールナイトの話

 今回は池袋の新文芸坐でのアニメのオールナイト企画に参加するべく東京へ向かいました。この記事でそんなに語るつもりはありませんが、一応書いておくと上映作品は以下の4つ。
・「サカサマのパテマ」(2013/アスミック・エース/DCP)監督・原作・脚本:吉浦康裕 声:藤井ゆきよ
・「劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME」(2013/ショウゲート/DCP)監督:安藤真裕
・「ハル」(2013/松竹/DCP)監督:牧原亮太郎 キャラクター原案:咲坂伊緒 声:細谷佳正、日笠陽子
・「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」(2013/ティ・ジョイ/DCP)監督:平尾隆之 声:諸星すみれ
 僕はこのうち「花咲くいろは」だけ観てて、その他の作品は気になってて見ずにいた作品でした。それと「サカサマのパテマ」が作品の性質上劇場向きのアニメだったこともあって行くことにしたのです。個人的にパテマとヨヨネネが無茶苦茶面白かったです。
 パテマは映像がフシギで面白かったのと、空間の背景美術や建物のデザインが良かったのでそういうのが好きな人は楽しめそう。あとむちゃくちゃ複雑な設定が練りこまれてて気持ちよかったです。なのにストーリーラインがシンプル、というのがまた卓越したセンスを感じさせる。吉浦監督とアニメスタイル編集長とのトークショーもあってそれがまた楽しかった。若い監督さんでした。今後も楽しみです。
 ヨヨネネはもうアニメ好きにはたまらない映像。「原画」がいいアニメは数あれど、「動画」がいいアニメはなかなかない。本作がそれだ! 話もファンタジーのようでいてそうでもなかったり、家族で見て欲しいような心あたたまる展開もあり、もっとみんなに観てほしいなと思いました。このオールナイトでは一番の推し作品。観よう!

 ※通常のアニメにおいては一秒間に20~30枚程度の絵がパラパラ漫画のように流れます。その絵を2つに分けると原画と動画です。「原画」というのは動きの基本となる絵のことです。例えばA君がB君を殴るシーンがあったとして、殴る動作に入った瞬間の一枚と、殴る瞬間の一枚、それが原画。「動画」はそれら原画と原画の間を埋める絵のことです。多くのアニメ制作の現場においてスケジュールは常に綱渡りなのですが、そうやって出た遅れのしわ寄せが出やすいのが「動画」の工程なのです。「原画さえうまくやっとけばそれなりに見えるだろう」という考え方です。それも一つのやり方なのかもしれませんが。とにかく、動画がいいアニメにはそれだけ映像に対するこだわりがあるのです。

「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」の話


 観ました。底抜けのお人好しだけど冴えない童貞がオタクこじらせてヒーローになる!という前作「キック・アス」の続編に当たります。面白かったです。……が、言いたいことがいろいろありすぎて大変です。ネタバレもしたくないのでどうしたものか。


 ……20行くらいネタバレしないように気をつけつつ感想書いてましたがやっぱり消しました。まだ観てない人のことを考えると感想書きづらいなと思ってしまいました。

 とりあえず言っておきたいのは、「前作のファンは観に行け!」ということ。これはまあ当然だよね?
 それと、「前作知らずに観に行くな!」です。前作知らないと、良さが70%くらい伝わらないと思います。観てない人は必ずどっかで借りてくるなりして前作を予習してから映画館に観に行きましょう。
ヒット・ガール役のクロエちゃんむっちゃkawaii
ロリロリしてた前作もたまらんかったが
大人っぽくなった今回もどちゃかわですわ
唇を指でなぞりたい……

TOHOシネマズ学生映画祭の話

 行きました。めちゃくちゃ面白かったです。予算が凄そうなものもあれば低予算感あふれたものもあり、また一つのテーマを与えられても人によって全然異なるアプローチの作品になっていたり、いろいろと発見がありました。純粋に作品が面白くて良かったです。今回はじめて学生映画祭に行ったのですが今後も行けたら行きたいぜ。
 なにせタダだし。若い才能ピチピチだし。モチベーション上がるし!

 個人的に一番ビクンビクンしたのが田村凌一監督のショートフィルム「甘い麦茶」でした。


 
がんばって本編の動画がネットにないか探しましたが予告編しか見つかりませんでした……。
 何気ない日々の中ふと昔のことを思い出すことがあると思います。暑い夏の日。可南子が買い物から帰ってくると家に元恋人千葉の姿、可南子は驚くどころかその場になじんでいる千葉の姿に可南子も自然と昔のようにふれあう。しかし、時は流れて昔とは変わってしまっている繋がりや今が二人の関係を現実へと引き戻してしまう。二人の再会の一時を暖かく描きました。(監督)
らしい。
 予告編でもわかると思いますが映像が綺麗です。きれいな色合い。
 あと、女の子がむちゃくちゃかわいい……! これずるくね? アリなの? TOKYOの大学生怖い。
 個人的には脚本がとてもよかったと思います。予告編にはセリフが流れませんが、セリフの間とか、空気感とか、言葉の一つ一つにセンスが光っていました。
 
 あと二羽恵太監督「夢」って作品が完成度むっちゃ高くて感動しました。

 ここで紹介しても今後どこかで観られる機会ってほとんどねーんだろうな、哀しきかな。

 みんなも行こうよ学生映画祭! というか出品しようぜ!

映画「5つ数えれば君の夢」の話


 みんな知ってるかい、日本映画界最注目、山戸結希監督の映画「5つ数えれば君の夢」。
 これまで山戸監督は東京学生映画祭だとかぴあフィルムフェスティバルなどで賞をとり様々な方面から評価されてきて、今回が監督の記念すべき商業映画デビュー作。なんと人気アイドルグループ「東京女子流」のメンバー5人が主演です。

 山戸結希監督の映画はTwitterでよく話題にのぼってて感想なんかをたくさん見かけていたのだけれど、やっと今回監督の作品を初めて観ることができました。とんでもない映画でした。

りこ役の新井ひとみちゃん。かわいい。
あと制服のデザインもかわいいのです。
セーラー服は鎖骨まるみえなのがエロいな
話の大筋は簡単で、文化祭を間近に控えた女子校を舞台に、5人の少女たち全員が主役となるエピソードが描かれます。

 憧憬、焦燥、衝動……
 様々な情景に彩られ翻弄される少女たちのかけがえのない日々。

 少女たちのきらめきと葛藤が、詩的な映像表現によって繊細に紡がれた映画でした。

体育館

とにかく女の子がかわいいです。そして、話は単純ながらひとりひとりの人物に対する掘り下げが深く、一つ一つの言葉に重みを感じました。「ただのアイドル映画でしょ?」って言いたいそこのアナタ、僕は全力で「NO!!!!!」と叫びますよ。そりゃ東京女子流のみんなは演技に関しては素人だし決して上手くはない。しかしそれぞれがキャラクターにハマりきっているし、それぞれが本当に鮮烈な印象を残していく。ちゃんと「全員が主人公」なんですよ。
 そしてそして、映像がむちゃくちゃ綺麗……。体育館いっぱいにスモークを炊いて描かれたラストシーンではもう鳥肌の連続です。岩井俊二監督の「リリィ・シュシュのすべて」を彷彿とさせました。
 最後のセリフでぼくはもう鳥肌が頭のてっぺんから吹き出しました。おかしな言い回しですが、本当にそんな感覚になったのです。理屈ではない、突き抜けるような感動がありました。

 もちろん粗い部分や薄い部分もたくさんあるし、舞台だって女子校っていう閉鎖的な箱庭でしかないけれど、それすらキラキラしてみえるんだから、ずるいよなあ……。
 僕はもう完全に山戸結希監督フォロワーです。今度は女の子だけじゃなくてもっと広がりのある世界を描いた作品も観てみたいナ。

 これ観たら一発で女子流ちゃん好きになりますよ。主題歌の「月の気まぐれ」も名曲でした。こんど借りてくる。

関係ないけどこの曲たぶんNHK「みんなのうた」の「月のワルツ」のオマージュですな。

 この映画「5つ数えれば君の夢」は新宿のシネマライズほか全国9館で上映中または上映決定しています! 今はシネマライズのみの上映みたいです。ぜひ観に行きましょう!!!
 ちなみにシネマライズではスクリーンがわりと高い位置にあるので前の席に座ると見上げて首が疲れちゃうかも。後方の座席をおすすめします。もし二階席が開放されている場合は二回席の最前列を取るといいです!

 うおー! 青春青春ダーッ!

映画「5つ数えれば君の夢」公式サイト


参考記事
ナタリー - [Power Push] 映画「5つ数えれば君の夢」特集 (4/4)

2014/03/08

インディーズ映画の衝撃

 バキだよ。ここのところ気持ちが沈みっぱなしだったんですが、つい先日ある用事で東京に出かけて久々に「充実」という言葉を使いたくなるほどみっちり楽しい時間を過ごせました。正直こんなに自分が楽しくていいのかと懐疑的になるあまりこの先待ち受けているであろう人生の凋落を思って胸が苦しくなったほどです。その時の話をしようと思います。
 念のため言っておくと、色恋沙汰じみたエピソードを期待されては困ります。そんな話をしても誰も得をしないので断腸の思いでやむなく割愛するのです。断じて一人さびしく遊び呆けていたわけではありません。断じて。

 その一日をかいつまんで話すと、
昼の神保町でイタリアンを貪り、岩波ホール(ずっと行きたかった名画座)でマノエル・ド・オリヴェイラ監督の「家族の灯り」を観、古書街を散歩して辿り着いた甘味処竹むらであんみつの食べ方の極意を学び(黒蜜はちょっとずつさっとかけて食べるのが良いかと思われる。先にたくさんかけてしまうと最後に底に黒蜜が溜まってしまい味が濃くなる。しかし濃すぎるということもないのでそれもまた一興)、夜は新宿でとんかつ茶漬けなる奇っ怪なものを食い、バルト9で神山健治監督のアニメ映画「攻殻機動隊Stand Alone Complex Solid State Society 3D」(まこと長いタイトルである)を観て電脳空間にダイブし、その感動冷めやらぬテンションのままオーディトリウム渋谷で濱口竜介監督作品のオールナイト上映に突撃参加したのであった(思うに、映画を観た後というのは正常な判断ができないものだと思っていたほうがよい。映画を観た後あまりの感動でその場でBDを買ってしまい帰りの電車賃がなくなってしまった男を私は知っている。彼の名誉のため名は伏せるが)。以上。

……全然かいつまんでねーじゃねーか! その気持はよくわかる、わかるからこそ先手を打っておいた。懸命な読者諸君は華麗に読み飛ばしてくれたことと思う。

しかしなんという映画サークル員の鑑のような一日か!

 そういうわけでここまでが前ふりでした! わはは!
 観た映画がどれも素晴らしかったのでちょっとお勧めしようと思います。うまい言葉が見つかりそうにないですが、そのへん、文意以上の得体のしれない何かを汲み取って勝手にワクワクしていただけると非常にありがたい。それでは観た4本の映画について。

1.「家族の灯り」

マノエル・ド・オリヴェイラ監督/2012/ポルトガル・フランス合作
 あらすじコピペ
ある街で帳簿係として働くジェボは、妻ドロテイアと息子の妻ソフィアとともにつましく暮らしている。彼らの息子ジョアンは8年前に忽然と姿を消していた。ジェボは息子の失踪した秘密を知っているが家族には隠していた。ジョアンの帰りを待ちわび、悲しみに暮れる日々を過ごす一家――。そんなある日、突然ジョアンが帰ってきた…。長い間不在だった息子の突然の帰宅に動揺する家族の姿をとおして、家族愛の普遍の姿と人間としての誇りを描いた至高の物語。
 この映画、とにかく静か。音だけの話じゃなくて、FIXで長回しのカットが多かったりと、画的にも動きが少ないのだ。本当に眠くなる。気付けば絵画を見ているような気分になっていました。すべてのカットに無駄がなくて、構図なんかはむちゃくちゃ勉強になります。
 ただただ映像の美しさに圧倒されます。まごうことなき芸術作品です。
冒頭の長回し。船着場で片足乗り上げるポーズは
誰がやってもサマになるけど
こんなに綺麗な画面はそうは作れまい
 お話の核は揺れ動く家族模様なのですが、良かったのは「別にいい話でもなんでもない」というところ。ひどい話っていうんでもない。クライマックスにはかなり衝撃的な展開もあるけれど、ただそういうふうに家族があって、嬉しさとか哀しさとか、そういうものの垣根を超えた深さがある。淡々としているのでもないし……冴え渡った洞察とでも言おうか……。語彙が貧困なので深いとしか言えない自分が悲しい。自分の目で確かめて欲しい。確信できるのは間違いなく名画だってことだ。
 ところで僕は岩波ホールという名画座で観たんですが、開場の時間になって劇場に入ると「とんでもないとこに来ちまったな……」と思わされました。観客おばさんばっかりだった。たまにおじさん。調べてみると監督もなんとこの作品の監督時に104歳。どっひゃあ! 正直僕は世間を知らぬ若者だし理解できない部分がたくさんあったけれど、またいつかこの映画を見返した時に新しく何かに気付けたら自分が成長したことを実感できるんじゃないかなという楽しみはあります。



2.「攻殻機動隊S.A.C. Solid State Society 3D」

神山健治監督/2011/日本
 コレコレ。コレですよ僕がわざわざ1150円かけて東京に出向いた最大の理由!
 「攻殻機動隊」を知らない人のために簡単に説明しておきます。もともとは士郎正宗による漫画なのだが、そこからアニメーターの押井守が原作のパラレル世界を描いた映画をつくり、押井守を心の師と仰ぐアニメーター神山健治(今や超ビッグである)がさらにまたパラレル世界を描いたTVアニメをつくり、さらにまた神山健治がパラレル世界を劇場用に作った作品がこれ。ずいぶんややこしいメディアミックスだが、世界設定はもっとややこしい。
 シリーズ全体としての基本設定はこうである。
時は21世紀、第3次核大戦とアジアが勝利した第4次非核大戦を経て、世界は「地球統一ブロック」となり、科学技術が飛躍的に高度化した日本が舞台。その中でマイクロマシン技術(作中ではマイクロマシニングと表記されている)を使用して脳の神経ネットに素子(デバイス)を直接接続する電脳化技術や、義手・義足にロボット技術を付加した発展系であるサイボーグ(義体化)技術が発展、普及した。結果、多くの人間が電脳によってインターネットに直接アクセスできる時代が到来した。生身の人間、電脳化した人間、サイボーグ、アンドロイド、バイオロイドが混在する社会の中で、テロや暗殺、汚職などの犯罪を事前に察知してその被害を最小限に防ぐ内務省直属の攻性公安警察組織「公安9課」(通称「攻殻機動隊」)の活動を描いた物語。
 初めて見る人は何言ってんのかわかんねえと思うが、ここで僕が言いたいのは、この作品のキモが「電脳戦」にあるということ。電脳戦というのはようするにバレないように相手の脳をハックして記憶を改竄するとか人工衛星との通信記録を傍受して居場所を逆探知して暗殺するだとか、そういうアレです。この3Dでは、なんとその電脳世界を疑似体験できるのだ! たまらん!
 3Dって言ってもそんな大したことないだろって思うかもしれませんが、想像以上にダイブしてました。

 ここで僕のありがたい言葉を記しておきます。
 「意図のないものは表現ではない
 ありがたいだろう。ありがた過ぎてありがた迷惑だなどと思わぬように。少々押しつけがましいのは重々承知だが、まあ一つの意見だと思って聞いて欲しい。
 僕は、人が何か表現しようとするとき、そのすべてに意図がなければならないと常々感じております。例えば映画だとわかりやすい。監督は画面に映るすべてのものに気を配らねばなりません。基本的なことです。必要な物だけをフレームに収め、そうでないものは排除する。あらゆる表現においてそういうことが言えると思うのです。いい作品というのは、無意味に思えるようなところがあったとしても、そこにはおそろしく張り巡らされた意図があったり、あるいは意図された「無意味さ」だったりするのです。
 で、3D。最近なんでもかんでも3Dにしすぎじゃねぇ? そこに意図はあるか? と僕は思えてならないのです。とりあえず飛び出りゃいいってもんじゃない。おっぱいと同じですね。
 ところがこの攻殻3Dはちゃあんと3Dである意味があるんです。電脳世界の体験という意図が。
 僕は映画館で観る映画について語るとき「体験」という言葉をよく使うけれど、まさしくそこにあったのは体験でした。映画が終わったあとヘッドホンを首にかけて「攻性防壁……!」とぶつぶつ呟きながら新宿を歩いていた人がいたと思います。それが僕です。


 ところでこの映画、実はとっくに公開終了しており、しかも3D版は上映できる劇場が限られるのか、この二年ちかくずっとどこの劇場でも上映しておりませんでした(たぶん)。そんな作品が今回上映に至ったのはなにゆえか。
 読者諸君はドリパスというサービスをご存知だろうか。要は観たい映画に投票して得票数が上位になればドリパスさんが版権元や劇場に問い合わせ、限定上映にこぎつけてくれるというとてもありがたいものである。一年ちょっと前からずっと僕はこの映画に投票し続けており、ようやく念願叶ったというわけです。超ウレシイ。次これ観られるのはもういつになるかわかりません。
 読者諸君も是非ドリパスを利用してみては如何か。



3-4.「親密さ」「Friend of the Night」

濱口竜介プロスペクティブ in Tokyo@オーディトリウム渋谷
 ハイ来ました、大本命。タイトルを二本連ねて書いたのは同じ監督の作品であるのと、オールナイト上映にあたって続けて上映された作品だからです。勘のいい読者諸君は気付いたかもしれないがこのエントリのタイトルに書いた「インディーズ映画」とはこれらのことである。このオールナイト、特に「親密さ」について書くためにエントリを書き起こしたようなものだ。このエントリの冒頭で「長い前フリ」という芸をしましたが、実は上述したすべてがここへ来るための長い前フリだったわけです。高度なテクニックです。

 読者諸君はインディーズ映画を観たことがあるだろうか。そもそもインディーズ映画と商業映画の違いってなんなのか僕にもよく分かってないのだが、たぶん金の匂いがあんまりしなくてシネコンでは見かけないやつがインディーズだろう(適当です)。僕は特にインディーズ映画が好きだとかそういうのがあったわけではない。高校の頃、四条烏丸にある愛すべき京都シネマで観た三宅唱監督の「Playback」にいたく感動したこともあったし、石井聰互監督の「狂い咲きサンダーロード」とかは学生が作ったにしてはむっちゃすごいな、ってくらい。そんなもんだ。
 
 話を戻そう。インディーズ映画と商業映画について。今まであんまり考えなかったことだけれど、今回のオールナイトでいくつか思ったことがある。まず「インディーズ映画は商業映画とは違う武器を持っているが、その武器で商業映画をぶちのめすことはできる」ということ。要するに「超面白いインディーズ映画が存在する」ってことだ。そして、次。
 「インディーズ映画は映画サークルでの活動とどこかで繋がっている」ということ。これを感じた時、僕は震えた。徹夜のぼんやりしたぼんくれの頭の考えることだから信用ならないけれど、「自分にもこんなに面白いものはつくることができる」という自信。創作意欲がもりもり湧いた。自分もこんな映画を撮りたくなった。撮れると思った。「桐島(中略)やめるってよ」でも神木くんが言ってましたね。そういうアレです。
 インディーズというのは低予算なのです。なのでレールとかたぶん使ってない。カメラ動くときにはぶれもする。前後のカットで背景がなんか違う(別の日に撮ったでしょ!みたいな)とかもちょくちょく感じる。それでも悔しいことに、心の底から面白いんですよ! 去年の1月から今までに観た映画が157本になりましたが、後述する「親密さ」なんかはその中でも一番エモかったと言っていいかもしれない。それくらいのパワーと若さが満ち溢れている。このオールナイトもまたとてつもなくいい「体験」を与えてくれた。心の底から感謝したい。今まで生きててよかった。

映画「Friend of the Night」/濱口竜介監督/2005/44分
深夜0時からのオールナイト上映はこの中編映画「Friend of the Night」で始まった。濱口竜介監督の映画を観るのは初めてだったので軽いジャブを見送るつもりでリングに上がった。余裕の表情です。そしたら予想外のストレートが飛んできてボコボコにされました。岩波ホールでも感じたことを再び肌で感じてしまった。とんでもないとこに来ちまった、と。
 てなわけであらすじコピペ。
若手のシナリオライター・衛(まもる)は今まで手を付けたことのない「ホラー」という発注にうまく応えられないでいる。友人の結婚式で、同級生の奈美に出会った衛はその夜、彼女にとって「何が一番恐いか」を聞き出そうとする。最初ははぐらかしていた奈美だが、やがて「A」というかつての友達のことを語り始める。笑いとともに始まった「ある夜の友人」の話が、やがて衛と奈美の関係までも微妙に震わせていく。
怖い映画です。血もドッキリビックリもない、静かな恐怖。作中で語られる「怖い話」が怖いわけではないのだ。上手く言えないけれど。オバケより何より人が怖いよね。
 「元々、主演の岡本英之が所属していたバンド“The Chronicles”主催の〈音楽×映画〉イベントの為に作られたもの。〈ラブホラー〉という発注だったが、できあがったものはラブともホラーとも言いがたい不思議な作品になりました」(監督談)らしい。ふーんと思った。

映画「親密さ」/濱口竜介監督/2012/255分(途中休憩あり)
 そして映画「親密さ」。まず目にとまるのはその長さである。255分ておい。園子温の「愛のむきだし」も相当長かったがあれよりも長い。なぜこんなに長いかというと、当然理由がある。
 そもそも本作は二部構成となっている。前半では、演劇の公演に向けて劇団員たちがそれぞれに抱えた思いが衝突し合い、すれ違い、やがて近づく公演の日までを丁寧に描く(ここが無茶苦茶エモいのだ!)。後半ではなんと、実際に行った演劇を複数のカメラで撮影した映像が、最初から最後まで流れる、というもの。とんでもねえこと考えやがるぜ……。しかしこの構造、「練習を積み重ねてきた場面を観たから本番のシーンに重みが出る」とか、そんなレベルの話ではないのだ。
 この映画では、とにかくたくさんの言葉が劇団員たちの間で交わされる。うわべだけの言葉、自分では気付いていないけれど自分を守るための嘘、手探りで少しずつ見つけ出してきた心の底からの言葉。この映画について評した人が「膨大な量の言葉の奔流」といった。まさにそうだ。それらの蓄積によって、登場人物のセリフに込められた思いや、表情の意味、演劇の外で起きていること、すべてが融け合って、有機的な意味をもって僕らに伝わってくるのだ。
 この映画は多くの人が心の何処かで言おうとして言えずにいるたくさんのことを、少しずつ、いろんな登場人物の立場から代弁してくれて、またその中にもたくさんの気付きがあるような、若い僕らには響いて仕方がない映画なのだ。
映画「親密さ」のワンシーン(めちゃくちゃいい場面)。
左の平野鈴さんが我らが麗しのずーみんさんに似ている気がする。
右の男はなんか僕に似ている気がする。
しかも作中で二人はカッポーである。なんだこれ。
 脚本が圧倒的にいい。映像もすごくいいけどこの作品はやはり脚本だと思う。会話のテンポやリアルさにセンスが光りまくっている。言葉が聴いていて快感になる。とんでもない武器だ。この映画では、たくさんの言葉で人の深いところをえぐる。
 だけどここで大切なのは、「この映画と比べて他の映画たちが深くないなんてことはない」ってことだ。要は、この映画を特に「刺さる」と感じる僕は若いのだと思う。悪く言えば、想像力が欠けている。「たくさん語る」という甘さ、若さ。たくさん語ってくれていることへの観ている側の甘えと若さ。
 一見これは弱点のように見えるが、必ずしもそうではない。作中の脚本家は劇団員たちに向けて「お前たちの弱点こそが武器なんだ、それを活かせ」と言う。この作品の若さ。脆さ。小ささ。弱さ。そういったものすべてが、どうしようもなく刺さるのだ。悔しいことに。面白いと思えてしまうのだ。本当に悔しい。
後半、演劇パート。ビニールで格子状に張られただけのステージだが、
それに留まらない広がりを感じさせる
 ぶっちゃけもうこれ観られる機会あんまねぇと思う。Blu-rayとかDVDとかも市販されてないっぽいし布教のしようがないっていうのが悔しい。創作意欲バリバリ湧くことうけあいなのに。




5.「不気味なものの肌に触れる」

 
 しか~~~し!

 なんと監督の新作中編「不気味なものの肌に触れる」がネットでダウンロード販売されている!!
 染谷くんと渋川清彦が出演!! コリャたまらんで!!
 ……誰か興味ある人いない?
 話はよくわかんないけど予告編見た感じ映像むっちゃかっこいいな。音響もずるいけど。


 ……と、ポチろうと思ったら支払い方法がPayPalとクレジットのみで、どっちも使えない僕はどうしていいのかわからないよ。たぶん寝たほうがいいのだろうとは思う。
 観ました。これも面白かったです。オススメするかどうかは後述する理由でちょっと「うーん」と首をひねりたくなりますが、ついでなので一応ここに感想とか追記しちゃいます。

濱口竜介監督/2013/54分
本作は濱口竜介監督による構想段階の長編「FLOODS」へ向けて作られた、プロトタイプのような中編。
 あらすじはこれ。
「千尋(染谷将太)は父を亡くして、腹違いの兄・斗吾(渋川清彦)が彼を引き取る。斗吾と彼の恋人・里美(瀬戸夏実)は千尋を暖かく迎えるが、千尋の孤独は消せない。千尋が夢中になるのは、同い年の直也(石田法嗣)とのダンスだ。しかし、無心に踊る彼らの街ではやがて不穏なできごとが起こりはじめる…。」
「…。」の続きに何かありそうな気がしますが、この作品ではその先が描かれません。不穏な出来事が起きて終わり、「to be continued to FLOODS」のテロップが流れてエンドロール。オススメするかというと悩むっていうのはこういうことです。

染谷くんと石田くんのコンテンポラリーダンス。緊張感のある演出がいい。
でもちょっと染谷くんの身体がだらしない気が。そういうのも好きだけど。
しかし映像のすごさは眼を見張るものがある。ダンスシーンは緊張感があってよかったし、他にもさりげない場面で効果的に使われる鏡面を使った演出も観ていて勉強になった。奥行きって大事。
 「河」や「雨」が大きなモチーフとして使われているのだが、それに合わせてか全体的に湿った感じの色合いの画面になっていてとてもカッコイイと思った。
 こういうのってどうやってるんですかね? 教えてカメラおじさん!
 
何気ないシーンだけど色合いが特にかっこよく活きてる気がしてキャプった一枚
まあ「親密さ」が無茶苦茶良かったので次の「FLOODS」もいい作品になりそうな予感がビンビンしてます。そういう意味ではこの「不気味なものの肌に触れる」を観て「FLOODS」に備えておきたい気もします。少なくとも勉強にはなりますよ! 興味のある方は僕にお声掛けいただければよいかと。
 染谷くん大好き。

(2014.03.11 追記)
 



 「先日」なんていう言い方してるけど実はこのオールナイト観たの今日だからね、完全に熱に浮かされてる状態だよ。
 今もうなんか丸一日寝てないのに全然眠くないのが怖い。でも身体のいたるところが痺れてきて疲労感もあるから寝たほうがいいのだとは思う。なによりこんな長いエントリ書いてる頭はきっと正気じゃない。話もなんだか脈絡がなくなってきた気がする。大丈夫か。目を覚ませ僕。ん? 違うな、寝ろ、僕。あぁだめだ、不健康自慢みたいになってきた、そろそろここで筆を置かせてもらおう

 最初から最後まで読んでくれた人がいたらそいつは海よりも広い心の持ち主だ。結婚してくれ。ありがとう。おっぱい万歳。
 なんだか一人で盛り上がっちゃってる人みたいに(「みたい」ではなく実際にそうだろうな)なってしまったけれど、これを見た誰かがいつか何処かでもし機会があれば映画「親密さ」を観てくれると嬉しい。そして語らおう。たましいと直に触れ合うことのできる“言葉”で。

2013/03/18

昨日の話 ぽの


昨日は前にぱみなさんが紹介していたTOHOシネマズ学生映画祭と(こっちは映画関係ないですが)最近ちょっと気になっていたアーティストの日食なつこさんのライブに行って来ました。昨日歩きまわりすぎて超疲れたのでいっぱい寝てしまった…。
映画祭は14時から始まって20時までと、かなりの長丁場お疲れ様でした。(ボクは18時ころに出てしまいましたが…)今回も作品のクオリティが高くて、どれも見入ってしまい、そんなに長さを感じませんでした。最後までいられなかったんですがどの方の作品がグランプリだったんでしょうか…。気になります…。そんなこんなで昨日は文化堪能な一日で、お台場、渋谷と大移動をしてきたんですよー。疲れました…。
なんか一日ですごい刺激うけましたし、いろいろ考えて、なんとなくいままで頭のなかでバラバラだったものが繋がったような感じがするんで雑にまとめていきますねー。風が強い。


短歌の時代感覚の話

今月の月刊誌「短歌」の「現代を映す歌 秀歌の「時代感覚」とは何か」っていう特集が面白かったんですよー。

のっけからジャンルがぶっ飛びますがちゃんとつながりますんで安心してください。「時代感覚」について鋭く切り取った短歌を紹介しながら論評してるんです。かいつまんで説明すると、同じテーマを詠んだ作品でも、時代によって選ばれる言葉も含意の幅も違うよねって内容なんですけど、面白いなと思ったことが二つあるんです。
ひとつは、特集のタイトルにもある通り短歌って「映す」ものなんですね。まあ短歌について詳しいわけではないのでそれがすべてとは言い切れないですが、月刊誌の特集タイトルにもなるくらいなんだから、短歌の大きな目的というか機能は、ある程度は「映すこと」なんだとおもうんです。たぶん「映画引く映像引く音」で出てきたものを因数分解した時どこかに短歌があると思うんですという言い方をするとあれ、なんですがまあどこかでは目的を同じくしている部分があるんでしょう。

それに加えてもうひとつですが、短歌ってたぶん表現としてかなりミニマムなものですよね。(俳句があるじゃないかってなりますが俳句については勉強不足でまた違う目的性とか機能とかがあるのかもないのかもわからないし「短歌」の特集を読んでの考えなので今回は短歌で進めます。)たった31文字の中でもいろんな表現が、というと月並みですが、短歌くらいにミニマムな表現の中で何気なく取り上げたモチーフにでさえ時代感覚、いいかえるとその時代に漂う空気感、例えば今の時代だとなんとなくどんよりとした後ろ向きの空気とか、って、そこに作者が意識的か無意識的かにかかわらず反映されてしまうんだなと思ったんです。いわんや映画をやですよね。例えばビールの缶、例えば1Kのアパート、というそれだけのモチーフでもその時の時代感覚を大きくて語るところがありますよね。

で今の時代の空気感って具体的にどんなんだろうという流れで宿命論の話に続きます。


宿命論の話

はじめに紹介ですが、ここ一年くらい文化系トークラジオLifeっていうTBSラジオの番組を聞いているんですがそれがすごい面白くて、放課後の部室感というコンセプトのもとに大学の教授やらライターさんやら編集者さんやらが毎月決められた文化系テーマについて堅すぎず緩すぎずの雰囲気で一晩中語るっていう内容です。

で、そう昨日お台場に向かう電車の中でそのLifeの1月放送分の「友達の作り方」っていう回をあれ、ぜんぶで5時間くらいあるんで暇つぶしにちょうどいいかなと聞きながら行ったんですけど、その中で少しですが「宿命論」について扱っていたんです。
これもかいつまんで説明すると今の日本の若い人たちには、明るい未来を思い浮かべて、と言うよりは良きも悪きも生まれて持った人智の及ばない所で規定される宿命的な何かを受け入れて生きるという「諦めの同調」の価値観が広がっているんだそうです。これについては前から授業とかでよく聞くんで知ってはいたんですが、文化的な刺激を多く受けて色々と考えた昨日、移動中にたまたまこの放送を聞いたことで、時代の当事者としてこれについて考えてみたんですが、やっぱり今の時代感覚ってこの宿命論的価値観なんだと思うんです。

物事を成し遂げようとするときにその達成までのハードルを上げている「何か」が社会的要因として存在しているように感じます。その「何か」が「そんなもの変えられるわけがない」という根拠不明の意識を支えているように思えます。根拠不明と言うと、例えば「経済的に厳しいから」とか、出てくるとは思うんですけど、じゃあなんで経済的に厳しいのか、というように問題を因数分解していった時にどこかでそれ以上理由が答えられない、つまり素数が出てくると思うんですよ。その素数こそが根拠不明の意識であって、このサイズが大きくなっているということが、物事を成し遂げようとするときにその達成までのハードルを上げている「何か」の正体であって宿命主義の肝だと思うんです。

で、ちょっと長くなっちゃったんですが、例にもれず自分も社会の申し子なので「だからって出来ない事は出来ないでしょ」ですので、まあこの問題の解決方法についてはどうでもいいんです。
何が言いたいかというと、とにかくさっきも言ったようにこの「宿命論」が自分たちの世代の多くがともに共有できる日本の時代感覚なんだろうということです。ということで次の没入の話につながっていきます。



没入の話

映画を見るときに求めることっていろいろあると思うんですが、メインは没入感だと思うんですよ。それにも二種類のものがあると思っていて、ひとつは全く自分とは相容れない他人が見せてくれる新鮮な世界への没入で、もうひとつは共感による没入、つまり感情移入ですね。もちろん映画によっては双方が交じるものも多いとおもいますが感情がより大きく動かされるのはやっぱり後者ですね。いずれにせよ見るときは主人公なり出演者なりに自分を重ねて感じたい、で、作る側視点でも作品の質がどうあれ、それを誘うような工夫をしますよね。
それで、そのときにさっきから繰り返している「時代感覚」っていうものはその有効なきっかけになる思うんです。つまり、たとえ映画内の登場人物が自分と全く違う感覚の持ち主だったとしても、時代感覚を共有させることで感情移入の間口というか移入ししろをひろげるというテクニックがあるんだと思うんです。

ここで少し脱線するんですが、ボクは洋画がダメなんですよね。なんか全く見ていられないんです。たぶんそういう人ってたまにいると思うんですよ。それについてもこの観点からなんとなく合点がいくように思うんですけど、自分が映画を見るときに求めているものってやっぱり没入感でなおかつたぶんそのときに手がかりにしているものの大部分がこの時代感覚なんですね。で、映画が始まった時にその観点から没入への入口を探すんですよ。でも洋画は国も文化も違って、そういう入口っていくら探してもないんですよ。だから洋画を見てもはじかれる感じがするし実感としてマジでスクリーンなり画面なりが板以上のなにものでもなく感じてしまうんですよね。


宿命論が没入のきっかけの話 学生映画祭の運命系作品 桐島 ソラニンからダメジンへ

ここで話を戻します。ここまでの流れを振り返ると
表現って時代感覚を汲みとるよね → 今の時代感覚ってなんだろう=宿命論 → 時代感覚って映画に関しては没入の有効なきっかけになるよね
って感じです。
ここでは具体的にそれを感じたことについて書いていきますが、学生映画祭では「運命を背負って受け入れて」、「諦め」をテーマにしていると解釈できる作品がノミネートされていることが多い気がします。今回のTOHOシネマズ学生映画祭でもありました。それってたぶんこの社会の気運の読み取っているからであって、なおかつ作り手と選び手が同世代という学生映画祭だからこそ、なおさらその受供のタッグが強力に結びついての傾向だと思うんですがどうなんでしょう。
それから、いつの間にか無意識のうちにみんなが「ある」と思ってしまい、なおかつそれがなぜか「変えられないもの」だと思い込んでしまうという学内階層、いわゆる「スクールカースト」を取り上げた「桐島部活やめるってよ」が日本アカデミー賞をとったのもこの時代の気運を鋭敏に読み取っての結果なのではないでしょうか。急に説得力が上がってきますよね。
何が言いたいかというと社会的にも時代感覚を鋭く反映した作品が評価されているんだなと改めて具体的に実感したということです。


好きな作品

それと、なんとなく今までばらばらに好きだなと思っていた作品が繋がったような気もするんです。
自分は好きな作品を挙げるときにはだいたい三木聡作品を挙げているんですが、一番感情移入ができるのはやっぱり三木孝浩監督の「ソラニン」なんですよね。で三木聡監督の作品ってコメディだし、単純にネタが好きってところもあるんだけどよくよく考えてみるとベースにあるのは「諦め」なんですね。漠然とした不安の中でそれを受け入れて諦めて生きていかなくちゃいけない。その不安を抱えつつもだらだら生きていこうっていうのが「ダメジン」であって、諦めの中でなんとかなるよととりあえず受け入れるのがソラニンと、基礎の部分で語っていることは「時代感覚」という考えを通して共通しているんだなあとわかったんです。
それで日食なつこさんのライブにも行ってきたと言ったと思うんですが、前から知ってはいたんですが最近この方が気になった理由に関してもそれが割と当てはまって、最初から意識していたわけではないんですけど、この方の曲が伝えていることってまさにそれなんですよ。「いろいろな不安が多い時代だけどそれは運命だからいろいろ文句はあるけどそれも受け入れて生きていかないと」っていう部分に無意識的に共感している部分があったんですね。他にも曲調とか本人の雰囲気とか色々好きになる要因はあるんですが。
ライブは超良かったですよ。久々に泣きそうになりましたー。なつこさん超カッコ良かったです。

とにかく昨日は自分の作品の楽しみ方つまりどう映画に没入するのかのやり方とか、好きなものの中にある共通項とかいろいろと見出すこと多くて勉強になった一日でした。


だらだらかいていたらすごい長くなってしまった…。

2013/03/10

愛のロケー地

無事、上映会が終了しました!あとはさくさくとDVDをつくるだけです。DVD焼くからねーっ!と言っているずっさんは果たしていつ行動を起こすのか!?ずっさんだけに管理がずさん、かもしれない(笑うところ)。
写真はおととし行ったロシア!今回の作品作りではロシアの詩人、アフマートワにたくさんお世話になりました。ロシア行ったらロシア映画一本撮りたいぜ!

さて、最近のViCCはもりだくさんです。ぽのさんがマイクを延長する機械を作ってくれたり、会議で録音機材の追加が決定になりました。ViCCは特に音の問題に苦しめられ続けているので、録音機材がきちんとしたらもっといい映画が撮れるよね、ねっ、ハム太郎?

それとは別にようやく部でのいちごハンティング決行、遅刻などが多かった元部長への罰ゲーム撮影「鉄板ラブ」決行、廃墟に行こう企画、追いコン日時決定などなど!色々と部長をはじめとした皆さんには苦労をかけますが、少しずつみんなで歩み寄ったり頑張ったりしていければいいなあ、と思う今日この頃。
花粉もひどいけど、そろそろ桜も咲くし桜素材が撮りたい人には絶好のチャンスだよーっ。現一年生団の作品、新入生の入部が楽しみです!

さてさて、こないだ先輩が出演しているということで、映画を見に行きました。三軒茶屋のバーです。そういえばマーシャルさんも以前東京のバーで上映したーってびさりーが言ってたような気がするのですが、東京だとそういうこともできるんですね。おっしゃれー!(ここでずっさんがどこ出身かよく思い出していただきたい)
http://www.grapefruit-moon.com/live.html

漫才と映画と音楽の三本構成、映画は「冬のアルパカ」、「距離、それからアポロジイ」の二本。

胸が苦しくなるような演技でした。このあいだ映画について、「一カット一カットについてどういう意味があるのか」ということについて問われたので、それを意識しながら見たのですが、最終的にはそんな目的も忘れて彼女の演技に引き込まれていました。日常のラインはコメディを意識しているのかな、と思うのですが、彼女が一生懸命生きているので主人公をひたすら見つめているひとは他人が可笑しいと思う彼女を多分笑えない。
一番彼女に近い人と、彼女との距離が、なんだか切なく後味を持っていると思いました。

最初、音声にトラブルがあったのか前半のセリフをほとんど聞き取れていないのです‥!けど、そのぶんきれいな絵に集中して見れました。窓に座るところ、影が黒く丸く、まるでトイカメラを通して見た一枚の絵のようでした。蝉の声がずっとずっと聞こえていて、夏の気だるさや喉のかわき、夏の夕暮れを思い出しながら見ていました。その中、エンドロールに「つくばみらい市」の文字が。えっ、つくばみらい市‥?つくばみらい市にみらいなどない、と思い込んでいた私の常識を覆すような、アレ。そう、アレ。嘘ですごめんなさいつくば市は「みらい」のつくつくばみらい市に嫉妬していただけなんですごめんなさい。

http://www.city.tsukubamirai.lg.jp/film/

つくばみらいフィルムコミッション…!
お隣の市にこんな大規模なロケ地があったなんてびっくりですねえ。本格的すぎて学生には敷居が高いかもしれませんが、一度、部全体での制作なんかで行ってみるのもいいかもしれません。

2013/02/27

BTF NIGHT !

こんにちは、上映会ラストスパートでインフルにかかりました、ぱっさんです。

そんな訳で上映会報告は他人に任せてレビューをば。

外出禁止になってる間、久々にワセリンを塗ったり、薬を飲んだりしているうちに懐かしい感傷に浸って、唐突に昔の映画を見なおしたくなったのでそうしました!

左はそれと同時に買った懐かしいお菓子たちです。私のしもべらも大はしゃぎの模様です(*'ω`*)


さて、ところで何を見直したかというと、BTF、そう、「バックトゥザフューチャー」です。マイケル・J・フォックスかわいいです。BTFの三部作を一気に見て、夢でマーティーとデロリアンでデートする、というのが今企画の最終目標な訳ですが、BTF以外にも懐かしい深田恭子の「死者の学園祭」や「ネバーエンディングストーリー」「ゴーストバスターズ」など借りてきました。あと、小さいころ大好きだった「マスク」もみたかったのですがあいにく借りられていたので、同じくジム・キャリーで観たことはないけど「ライアーライアー」を借りました。

小さい頃は吹き替えで観ていたと思うのですが、字幕で観てみると、予想外にマーティーの声が軽くておののきました。あと、最終話は観たことがなかった、という結論に至ったのですが、あんなに途中で終わってて、観ずにいられたことが不思議です。

ビフとマーティー一家は常に上下関係を保ってなくてはいけないのでしょうか。のんきな平成っ子としてはもっと双方に平和な道を探ってほしいですねっ(・ω・)

なにはともあれ過去の50sな雰囲気がやっぱり可愛いです~。あと、第二部で一部と矛盾を生じさせないところが凄いです~。最近はあんまりハリウッド映画観ないですが、あの平和でアメリカンなファミリーコメディの雰囲気は日本とは違う魅力ですね。ひさびさにポップで楽しい気分になりました!

「死者の学園祭」はみんなにおもしろいのかわかりませんが、私はオカルトとサスペンスが好きなので好きです。セイン・カミュも出てます。監督は山崎まさよし主演の「月とキャベツ」が私的に有名な篠原哲雄監督です。

「ゴーストバスターズ」と「ネバーエンディングストーリー」はこんなだったっけ?となりました。今度2作目も見直してみようと思います。

「ライアーライアー」は凄いおもしろかったです。改めてジム・キャリーに脱帽しました。パワーが凄まじいです~。「マスク」と「トゥルーマンショー」、セサミストリートに出演して足で喜怒哀楽を表現していた以外にあまり観たことがないのですが、もっと観ようと思います。ただ、ジム・キャリーが嘘をつけなくなる、という設定なのに字幕が間違えて嘘ついてるところがあるのでショックでした。あと、ジム・キャリーの元奥さん役の人が恋人に「(息子にとって実父として、)彼(ジム・キャリー)の代わりはいないわ」的なことを言うシーンがあるのですが、ジム・キャリーのテンションが凄すぎて、もはや実父とか関係なくあいつの代わりはいないだろう、と思わせてしまうのがたまに傷ですね。なにはともあれ、ほんわかとした、すごい可愛いお話です。

ところで、マイケル・J・フォックスとジム・キャリーは同年代のようですよ。そして、マイケルの誕生日が(ViCCの)Mr.3と同じで、村上淳の誕生日が(ViCCの)バッハと同じ以来の衝撃を受けました。。。目標達成できなかったのはそのせいかな(' ω`)


2013/02/10

フラグと心が折れる編集のあいまに



さて、冬季上映間近ですね!今回は皆すごく気合いが入っていて、普段は「後輩を育てるため、敢えて仕事をしない」スタンスの私もうっかりポスターを作っちゃったりなんかして浮かれています。一緒にポスターをつくったぱっさんが「ねえ、ずーみん‥ふたりでポスター貼りに行こっか‥(※ずっさんフィルターがかかっています)」って言ってくれてこれはデートの予感!?と思い、今日になって「ね、ねえ!いつ貼りに行く?!」って言ったら「もう貼りに行った」との返事が。これだから仕事できるやつは!!!!フラグクラッシャーかっっ!!!!!ふて寝します。

私のつくったポスターは私が今回公開する映画「死んだら燃やして」の撮影中に撮ったびさりーです。快慶さんも来てくれたのですが、カメラに設置する小さい器具が見つからず役に立たない三脚、謎のポージングをするびさりー、そして快慶さん。

ぱっさんのチョコを狙う後輩に牽制球を投げつつぱっさんの友チョコを狙う私ですが、顧問の先生にあっさり敗北(ブログを遡ってみてください)‥、こうなったらぼたチョコとオシムチョコと男子からの逆チョコを全力で狙い撃ちに行くしかない!

私はまだまだ編集中なのですが、今回は映画のみならず、冊子『映画メガネ』や特別企画などもぜひお楽しみに!それから世界一途中入部しやすいサークルは今回の飲み会からの新入生も大歓迎なので今回の上映を見て感激してからViCCに入るというプランもご用意しております^ω^

あと映画サークルっぽい話でもせねば‥、電話機は300~3400Hzの音しか通さないそうなので、編集で撮った声にローパスとハイパスで300以下カット、3400以上カットをかけると音声が電話っぽくなるというのを今回試して「うおおおおお!」ってなってました。電話するシーンにぜひご注目あれ。


2013/01/31

アホな部員が一名

早朝ですが深夜の気分です。ギュリーです。アホです。

やることがめちゃくちゃあるはずなのに映画を2本見てしまった。まったくのアホです。眠い。頭が働かん。

見たのは「シロメ」と「感染列島」。
ネタバレがあります。



前者は僕の大好きなももいろクローバーが出ているということで何の考えも無しに見ました。内容はフィクションドキュメンタリーという形。都市伝説に出てくる廃墟にももクロが潜入するというただのドッキリ企画です。内容はびっくりするくらいつまらなかったんですが、ももクロがかわいかったので不問です。EDテーマもよかったと思います。それもももクロちゃんです。

感染列島は、なんとなくこういうパニック系の映画が見たいなと思って観ました。スケールの大きい話だったこともあって特に最後の頃は展開がなかなか早かった。事件が大きくなればなるほどそれを終結させるのは難しくなりますよね。だから、パンデミックがどう収まるかよりも登場人物がどのように感じてどう変わるのか、というところに重点を置いて、それをクライマックスにするのかな、と、思いました(無知ですがそう思ったということです)。
 日本沈没なんかも見たかったり……。SFパニック系の映画はなぜかそそられますね。

こうやってアホみたいな生活してますけどやることはちゃんとやります。すみません……。

2013/01/25

選択ミスでMUST DIE 夜更かし編

  こんな夜更けにギュリーかよ!?

ヒント

  タイトルはZ女戦争です。夜中だってのにレッツももクロちゃん!




 
 夜桜の下でカレー。僕が行ったViCCの最初の新歓でした。その時に自己紹介で「あまり映画は見ないんですがよろしくおねがいします」とのたまって場を震撼させた(新歓だけにwwwwwwwwwwww)記憶があるんですが、そんなギュリさんもたまーに気が向いて映画を見ようかという気持ちになることがあります。

 たまーに、というのが大体夜中に訪れるからたちが悪いですよね。2時ごろにふと思い立ちました。コンビニでカップラーメンを買って、部屋の電気をオレンジ色に薄暗くして準備完了。PCの画面に映し出されたのは、「かもめ食堂」でした。

 「この場面は○○を象徴している」だの「このシーンでこの人物の心は大きく動いた」というようなことをひとつひとつ書き連ねるということはちょっとできないんですが、ただ、とても落ち着いた素敵な映画だったなと思いました。主人公はフィンランドで一人、和食の食堂を営む「サチエ」。やがて彼女のもとに、様々な事情を抱えた同じ日本人の女性がぽつりぽつりと現れるようになります。「人がものを食べている姿にどうも弱いんだ」。優しくもどこか凛としたキャラクターが、様々なお客さんや友達を受け入れていく姿に安心します。

 「起承転結」というとどうしても、起! 承! 転!! 結!!! というように大きな山のような場面を作らねばならんのかな、と今まで漠然と考えていたのですが、別にその必要は必ずしもないのかな、と考えたりもしました。もちろん起承転結が一切無いモノサシみたいな物語を作るのが良い、というわけではありません。しかし起承転結が何か大きなイベントである必要はないですよね。
 例えば朝起きて目覚ましを止めます。時刻は8時。今起きないと学校に遅刻しちゃう……。でも眠い……。ここで人は一つの選択を迫られて、パラレルワールドは2つ。その先にも顔を洗うだのご飯を食べるだのやっぱ寝ちゃうだの、当たり前と思える行動のひとつひとつは、確かにその先にたくさんの分岐とストーリーを持っています。何が重要になるかなんてわからない。脚本だって同じですよね。本当に些細なことで物語は動くもの、という認識があってもよいのかな。

 ここで寝ずにカラオケに行ってウェーイとか言ったらどんな分岐が待ってるんでしょうね。カラオケに行く途中の曲がり角で何かしらをくわえた女の子とぶつかって1機失うかもしれん。やっぱ寝ます。朝寝坊でまた1機失うかもしれない……。でも、寝ます。寝ないと寝不足でやっぱり1機失うので!
 では失礼します。

P.S
考えたらこれ夜更かしじゃなく夜明かしですわ

2012/12/28

えいがみたよ。


おひさびさです、ぱっさんです。

どうやら私の怠けによって、提出した卒論が主査の先生のものになったようです。もう一回気合を入れて表紙を書かなければっ!!

びさりーが退任記事を書いてくれるはずなのに書いてくれなくて寂び死いですね(´ω')ひさびさでぶろぐのテンションわかんない~。

タイトル通り、レビューでも書きたいのですが、ついでに最近のまとめもしておきますか。


★最近のMTG★
♪冬季上映会(2月14日らへん)に向けて進行中企画
①かいけさん
1月中旬(?)から撮影予定。筑小のA子さんを役者にお迎え予定です❤

②こじろさん
1月撮影予定ですかね?廃墟とか向かうそうですよっ!
興味のある方はGmailで詳細をCheckだそうです(・ω<)

③ぶしょー
1月から撮影予定?スタッフ希望の方はGmailで企画書をCheck&随時ぶしょーまで!
役割分担がなされるそうなので、「制作やりたいっす」とか、希望もあれば言うとよいかも。

♪冬季上映会について
今年のテーマは「バレンタイン(苦め)」です。最近、浮かれ気味なViCCのようですが、上映会に向けて、ビターな哀愁を漂わせておいてくださいっ!!あんまり幸せすぎて「びたーってなに?」な方は、周りにいる不幸な先輩方を観察しましょう。。。(@・◎・@)

広報では、プロジェクターを使ったなんやかんやを目指したり、R18な感じを出したりするかもしれないようです。あ、上映会自体はR18ばかりではないはずなので、高校生以下のかたもかもんですよ(・ω・)ノ

そのほか、上映会の会場設営とか広報とか、なんでもやりたいことがあれば冬休み中に練ってMTGに御持込みくださ~い。ちなみに場所もマルチメディアルームから移る可能性もあるそうです。

♪TOHOシネマズ学生映画祭
みんなで応募とかはなくなったのかな?個々人で出品したい方は1月10日がエントリー締切です!出品は2月10日消印有効だそうです。詳細は下記HPまで↓
http://www.gakuseieigasai.jp/

♪年末年始のViCCイベント
・12月24日文サ館大掃除&Xmas会 終了

仕方ないのですが、大掃除は全体の人数少なかったですねー!
そのなかでもViCCはかけもちのギュリー含め4人と大健闘でした(笑)

かいけーさんをいじめすぎると、「後で殴るぞ」と言われます。いま殴ってくれないところが異様に怖いです(○Δ○;)

Xmas会はチーズフォンデュをしました!ずーみんのお知り合いさんの美女をお迎えして、映画を流したり、ごろごろしたり、快慶子ちゃんの作品について話したりしました~~。塾講終わりのスキッピーはケーキを3つも食べていましたっ!!イブからあんなに食べたら、25日は一体いくつ食べる気なのでしょうか(・・!?)私には彼が「ふといけどほそいです」というギャグを言うためだけに人体改造をめざしているように思えて心配です!

・12月26日忘年会 終了
びさりー曰く、不参加のベースが「絶対盛り上がる」と豪語していたそうですが、楽しかったかな?
あのメンバーでプレゼント交換が実施されたのだとしたら、とても結果が気になりますね。。。個人的にまもるには「俺の歌を贈ります」とかやってて欲しいです(・ω・*)笑

・1月17日(木)か18日(金)らへん 新年会 予定
忘年会から引き続き、ばるはんとべーすが幹事を務めてくださるそうですので、なにか希望などある方は彼らにご連絡してみたらよいのではないかと思います~。念のためですが、幹事は「ばるはん」と「べーす」であって、ViCCに「ばるはんとべーす」という人はいません。


MTG内容はこんなもんでしょうか。タイトルに書いちゃったので一言映画レビューを残していきます。

★映画の感想★
♪「シーサイドモーテル」
劇団的な雰囲気で面白いのですが、私的には脚本家の精神状態を疑う生命の扱いでした。
でも、古田新太さんのエピソードはかわいくて好きです。演劇みたいなワンルーム作品は好みなのでいつか撮りたいな~。

♪「ランドリー」
いつか観ようとおもってなかなか観なかったやつです。のほほんとします。

♪「宇宙で一番ワガママな星」
一回観たことがある気がするけど、思い出せなくて終始うずうずしました。お話は好きですが、なんとなくぼんやりするようです。

♪「ドモ又の死」
片桐はいりさんの迫力は少しのシーンでもよく伝わります。

ではでは、ノロウィルスも活発なようですので、皆様お体にはお気をつけて良いお年をお迎えください!ジャワ産が2月生まれということはViCCで1989年生って私だけですかね?来年は一人年女かつ卒業でさびしいですっ(><)

2012/06/30

演劇ですがっ。。。


こんにちは~、後輩のまじめな投稿をくだらないことで上書きします、そうです、ぱっさんです(;´ω`;)ごめんなさい。

写真はパーチームの撮影実習に参加してくれた犬さんです。口がブラックホールのようなので私は怖いです。。。今気づいたのですが、片目しか眉毛ないっ!?写真うつりの問題かなぁ、、、怖いよう、おかあさん!

さて、その母とこの間、ふじのくに世界演劇祭@静岡県に行ってきたので、映画ではないのですが少し書いてしまします~

観たのは3作品、「マハーバーラタ」、野田秀樹の「The Bee」、オン・ケンセンの「キリング・フィールドを超えて」です。




「マハーバーラタ」は舞台を日本に置き換えて、衣装や動きも能生っぽくなってたのですが、音楽は民族音楽っぽい人々の生演奏で、結構な山奥だったので雰囲気が楽しかったです。

あと何より、台詞やら状況説明やらがほとんど活弁師のような人によって行われるのですが、彼の口のまめりようがすごかったです、本当に。何故あんなに噛まずにいられるのでしょうか!きっと歯並びがやたら良いに違いありません!!映画ですべて実況になるとどうなのでしょうか。あ、それが活弁か!でも、ほとんど一人で話しているのに、もちろん衣装とか演出とか音楽とかいろいろあるのですが、ずーっと飽きないってすごいです。

「The Bee」はチケット完売だったので、母と当日券に並びました。私がぶしょーの撮影の合間にチケット予約を試みたけど取れなかったのです。でも、当日券で、学生券は売り切れていたものの、ペア割で一人¥3,500(普通¥4000)の2階席を買えて、しかも、2階とはいえ、劇場が小さめなので、割と舞台に近い位置なうえ、ちゃぶ台など使う劇だったので、ちゃぶ台の上の様子まで良く分かる上から目線は楽しかったです。宮沢りえさん綺麗すぎますっ!!

野田秀樹はいけすかない天才的お兄さんというイメージがあったのですが、全然かわいいおじさまでしたっ!ごめんなさい!

そして、私の戯曲を読むという無駄な趣味で、野田さんの作品も読んだことはあったのですが、実際に観劇するのは初めてで、やっぱり読むのと観るのとは違います~。演劇のなかでシルエットっぽい映像を使う演劇の戯曲を読んだことがあって、それを読んだときは何も感じなかったのですが、実際にそーゆー演出を観ると楽しかったです。舞台と映像のリンク感と映像のかわいさが想像以上でした(´ω`*)/

あと、当日券に並ぶ前にホテルのくつろぎ空間で家族団欒中の野田さん(他には人いない)に出会ってしまったようですが、母が気付いただけで、私は、「あ、子供がいるっ!」としか思いませんでした。子供が苦手な人ってそーゆーものです(。。)さらに、午後の演劇を観ているときに野田さんも観ていたらしいです(母談)。人は一生に3回会うって言いますから、野田秀樹さんには会い尽くしたということでしょうか。家族団欒を邪魔したことで野田さんに呪われていないことを祈ります。。。(*・◎・*)。。。だってあそこはみんなのスペースだものっ!

あと、ネタばれになるのかわからないですが言ってしまうと、舞台に大きな大きな大きな紙を敷いて、それを曲げたり破ったり、ドアとかテレビを投影したり、時にはもぐったりして使っているのが凄かったし、楽しかったです。

最後にオン・ケンセンの「キリング・フィールドを超えて」です。意外と長くなってしまった!!これは、カンボジアの、大量虐殺が行われたポル・ポト政権下を生き抜いた踊り手さんを主人公としたドキュメンタリーなのですが、出演者はみなさん当時を経験した方で、台詞は全てむこうの言葉(カンボジア語?)でした。ドキュメンタリー性を大事にしたいということだったと思いますが、スクリプトを配られました。「好きな時にお読みいただくことで、舞台上の演出に集中できます」とのことでしたが、スクリプトを追うのに必死になったりもします。授業みたい!けれど、民族舞踏を歌い踊るおばあちゃんはとてもかわいかったし、切実に訴えかけていらっしゃる様子が伝わりました。

長くてごめんなさい~。誰も読む必要のない文章ですね。。。いつも以上に文章だらだらですし。
でも、どの演劇も今まで観てきた演劇とはだいぶ違うところがたくさんあって興味深かったです!
最後に、就職活動を諦めた私に、お祝いと言って母がDVDを2枚くれました。就活を辞めても暇では無いんだよ、母さん/(´0`;)\けれど、ありがたい母です。そんな母だからこんな娘なのでしょう(´・◎・`)、
それでは!次はきっと映画も観まっす<(*・へ・*)>

2012/06/26

『蒼い鳥』撮影総括 そして 今後の制作についてのあれこれ

 ご無沙汰してます
 ぶしょーです


 まずは挨拶代わりに最近観た映画の話でも・・・

『外事警察 その男に騙されるな』
 ドラマシリーズからのファンなので、是非とも見に行かねばと思っていた作品で、飲み会でオールした翌日に一睡もせず強行軍で観に行きました(笑)全体的に暗めの色調やあえて固定しないカメラワーク、人物の顔アップの多用で表情を見せるなど、独特かつ格好いい演出は健在です。騙し騙され、引き入れ引き受け、背負い挑む。ドラマ版を知らなくても、このノワールな世界観にハマれるはず。『ケイゾク』から渡部篤郎の演技は大好きですが、今回の映画版では田中泯さんにだいぶ惹きつけられました。そう、「儂は何をしてもええがじゃ。天才じゃきに」で有名な『龍馬伝』の吉田東洋役の方ですね。その凄みのある演技が僕を寝かせずラストまで持ってきました

『ワン・デイ 23年のラブストーリー』
 ラブストーリーなんて言葉にするのもこっ恥ずかしいなんて思ってた非リアですが、こ
 の映画の「715日の出来事を23年分描く」というコンセプトが気になって気になってしょうもないので観てきました。もうね、悔しいけど、大好きですよこの映画(笑)思い出すだけでご飯三杯いけるほどの想いを持ってしまういい映画です。自然と心が動く=感動するという感覚で、こてこての演出で「さあ泣いて下さい」とやりがちな日本の(ダメな)ドラマの悲しさったらないぜ。あと、舞台が全編ヨーロッパだったのもgood!
   ニューヨークとかだったらここまで感動しない気がする。唯一、残念なのは、僕の隣の席に感動を共有する麗しい女子がいないこと(笑)ViCCは随時部員を募集してますが、僕も随時一緒に映画に行ってくれる女子募集中です!・・・いや、ホント、すみませんでした


 以上2本ともお薦めです
 興味のある方はぜひチェックしてみて下さい















 そして、タイトルにもありますが・・・
 私の監督二作目の作品『蒼い鳥』が、先日クランクアップしました!
 うぇーーーーーーーーい!!カシオレ、カシ・オレ!! って気分です 高揚して(笑)
 この作品に関わって頂いた全ての方に感謝の気持ちでいっぱいです
 編集も頑張ります!





 さてさて
 嬉しいことでもあるのですが、否応がなく後輩も出来ちまったので、先輩として今回の作品の撮影における総括チックな文章でも書こうと思います
 初監督作品に入る前に、うっすら参考にしてくれたら嬉しいですな


 まずなにより、『蒼い鳥』制作で痛感したのは、

一人では映画は作れない
 ということでした


 それはつまり、
部員のみんな・キャストの皆さん、マジでサンキュー!! ってことでもあり、
 「作品制作における協力体制をどう構築するか」という問題の投げかけでもあります


 初作『アンラッキーマン』を撮った時も、先輩方・同輩たちの撮影に参加させてもらった時も、基本的には監督がほぼ全てを実行・統括するというスタイルでした
 撮影ちょい前に参加を呼び掛け、空いてる人は積極的に参加する。監督以外に特別仕事があるわけでもないし、カメラも基本一つだし、小さいサークルだし、こんなもんか と僕も思っていました


 しかし、ViCC4月をもって劇的に変わった
 それは勿論、部員の増加という、素晴らしき事態のことです
 人が増えれば、おそらく必然的に撮る作品の数は増えます。そうすると、効率よく撮影をこなしていくには、どうするかという議論も出る


 一旦、効率の話は置いといて
 部員が増えたんだぜ・・・

 
 何か、面白いことが出来ると思わんか?


 ・・具体的に言えば、「出来ることの幅が広がるのではないか」ということです




 素人に毛が生えた程度なんで、詳しくはわかりませんが、
 ある種の「行き当たりばったりな」撮影よりも、より綿密な撮影が出来るのではないか
 と、思ったのです

 『蒼い鳥』制作においては、企画提出の遅れ+撮影の5・6月中強行ということをしたので、まあしょうがないのですが、スタッフ集めやスケジューリングに苦労しました
 撮影によっては、ほぼ一人で役者さんに指示しカメラ回しカット確認しをしなければならない局面があった
 しかし、部員に来てもらったら来てもらったで、全員に適切に仕事が回せず、手持無沙汰にして長時間拘束してしまったこともあった
 一人では負担が重い、そのくせ人に仕事を回すのが下手・・・
 凹みますね





 この撮影の総括として、提案出来る解決策は一つ
 制作チーム制度(仮)の導入です


 『蒼い鳥』では描きたいことが明確にありました
 でも、それをスタッフとして参加してくれた部員と共有できてなかった
 だから 指示を出す・指示を待つ それ以上の関係性を制作側が築けなかった
 それが恐らく、上記の問題の一因だと考えます

 「『自分の作品』ではない作品」の制作に参加してもらえるため条件とは何か
 どうしても最初は、内向きの拘束力みたいのを思い浮かべ、それについて考えてしまいます
 「なんのためのサークルなんだ」「いや、機材使わせてもらってるだけありがたいな」「でも、それだけじゃ人が集まって組織たる意味は?」色々と自問自答しました

 拘束する のではなく、共有する
 それが打開策かもなと最近思うようになりました
 描きたいこと、そのための演出プラン、そのために何が自分に出来て何を頼りたいのか・・・


 一つの作品に対してそういうものを共有する仲間がいれば、より質も向上するかと思います




 
 いうてもチーム組んでる時点で、仲間の時間と労力はもらってる訳で・・
 結果的に「拘束」してるかもしれません

 でも、それを拘束と捉えるなら、サークルの意味ってどこにあるの?と一周回って問いたい そして、そこで費やした時間は、自分が監督として旗をふる時に、仲間から同じ形で還元されるのではないですかね

 具体的な案はまだありませんし、制度としてガチガチに固める気もない
 撮影に慣れていて、自分で好きにやる方が性に合うって方もいるでしょう



 でも、せっかく人数も増えたんです
 企画・ストーリーを練るにしても、キャスティングの人脈にしても、良い画を撮るための演出にしても、仲間から力を借りれて、自分が力を貸すことで還元していく・・・
 そんな環境づくりについて本気出して考える局面まで、ViCCはきたのではないでしょうか

 企画書を出す意味とか、どこまで公的にやってどこから私的な手段でやるのかとか、作品ごとのスケジュールの管理だとか、皆で試行錯誤して良い形を目指したいと僕は思ってます









 『蒼い鳥』にもどると
 役者さんの演技とか、脚本の出来とかそういった点はあくまで自分としては満足のいくものになったと思います
 僕が人見知りなので、きちんと引っ張っていけるか不安でしたが、撮影が進むにつれて、全体の雰囲気もいっそう良くなってきました
 いい空気感の中で撮影出来る喜びったらないです
 全体の出来は編集次第ですね 頑張ります


 まあ、色々と書きましたが、

 『蒼い鳥』無事撮り終わりました ありがとうございます! お楽しみに!
 
 そして

 ViCCのこれからの制作環境について、皆で考えていこう


 以上二点に要約出来たっていうね(汗)
 



 そして
 ViCCは随時部員募集中です
 上記のように撮影したり、色々真面目に考えたり、たまにうぇーーーーーーー^いしたりしてます
 何か始めたいって人、ぜひ来てみて下さい!

 そして今回のこの記事を読んだ部員は、これからのViCCについて考えたり考えなかったりレポートやったり単位をとったりしてみて下さいね




 長文失礼致しました

 

2012/03/04

まさか、まさか、まさのぶ/(´ω `;)\




なぬ・・・、私があんなにラブレターを書いたのに、誰も部ログを更新してくれない!?しかも、金曜日には”じずびぱ”で「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」を鑑賞したのに!?

衝撃の展開にあたふたを隠せないぱっさんです//(´ `)\\きっとみんなテストがものすごく大変でありえないほどきついだけだよね!!テスト明けには更新の洪水だよね!!私信じてる(;ω;○)

写真はロケ地探しの旅途中の空模様です☆
ちなみに裏さくらを狙っています。


さて、今回はいつも旧作¥50なのに、先週は何を血迷ったか、さらに半額セールをしていたGEOで借りた8本(計¥200!!)のDVDレビューに挑戦してみたいと思うのですが、その前にもうひとつのあたふた事件を語っても許されますか??

実は以前から、「誰か」に似ているけど誰に似ているかわからない先輩がいらっしゃたのですが、今回借りたDVDを観た次の日に会ってみると、「あれ、昨日観た気がする。。。」となったのです。それで、前の日に観たDVDを思い返してみると、「HARD CANDY」⇒洋画だし特に知ってる人でてないし、「女の子ものがたり」⇒あまり知ってる俳優さん出ていない、「サトラレ」⇒・・・。まさか!?安藤政信!?Σ(´ 0 `;;)、となったわけです。

確かにゆる~く似ていないこともない気もします。ですが、人間としての俳優は西島秀俊が一番だけど、役者としての俳優は安藤政信が暫定トップな私としてはどうにももやもやの消えない状況です。彼にもっと似ている人を探し続けようと思います。ちなみに、声は金城武だと思います。

以上、私の最近の二大もやもや&あたふたでした。さて本番本番、映画レビュー!

①「サトラレ」
噂のやつですね~。前に2度くらいみたのですが、何かのタイミングでビラを観て、「色綺麗!!」と思ったので見返したくなりました。ラストシーンとか無人島の色は綺麗でした~☆でも、冷静に観てると、凄く大胆なカメラワークが多くて面白かったです。そして、好青年・安藤政信がかわいかったです。「この作品で好青年イメージが定着したのが嫌で、『バトル・ロワイヤル』の時にワルの役を頑張った」という裏話を兄から聞いたことがありますが、どちらも観ていても消えませんね、かわいいイメージ。顔の問題かな?

こうやって、かっこいい俳優さんを褒めすぎていると快慶さんが「結局顔か!映画のよさではないのか!」と、すね始めますが、そーゆーことではないですよね!顔だけだったら西島秀俊さんの作品は全て好きなはずですが、そんなことないです。でも、安藤政信の作品は好きな作品が多いです。わかりやすいというか、惹きつけられる演技なんですよね~、私にとって。眼力の鋭さもあると思いますが。八千草薫さんの良きおばあさんも素敵すぎ過ぎです!!

②「HARD CANDY」
「ジュノ」「インセプション」のエレン・ペイジ主演です。映像が凝ってましたね。狂気走る雰囲気でした。結構過激な部分とか、謎の多い部分もありましたが、はらはら目を離せない感じです。映画で、ほぼ2人しか登場しない&ほとんど1ルーム(ハウス?)というのが凄いなぁと思いました。ViCCも役者少ないことが多いですから、励まされます。

③「女の子ものがたり」
美しき友情、ですね。主人公の友人たちの言動が腑に落ちなすぎるのですが、主人公と一緒にもやもやできます。想い出のお話って素敵ですよね。”過去”とか”記憶”とか、人生のテーマです。

④「クラブ進駐軍」
ひょいさん、お勧め作品~!心地よいギャグセンス!!舞台が戦後で日米関係など、重めのテーマを扱っているのですが、ところどころに散りばめられた笑いが和みます(´ω`*)大杉連さんとリヤカーの下りが、一瞬ですが大好きです☆

⑤「蟹工船」
新井浩文の目が好きです。弓削智久に近いです。要するに、軽く死んでます(笑)でも、目が死んでて眼力があるので、凄みがありますよね~。眼だけでいうと松田隆平とかも近いと思います。SABU監督の作品はたまに謎なのですが、「蟹工船」はわかりやすく、コミカルめな印象です。重いですけどね!かわいかっこいいです。TKOの木下さん演じる役の人の家にとてもたくさんキノコが生えているのが、かわいくて印象的でした!

今回、観たものではないですが、新井浩文&松田隆平つながりで青い春」を紹介したいです!「ピンポン」と同じく原作松本大洋作品で、しかも同時期に上映されたらしいですが、「ピンポン」に比べて観ている人少ないように思います。漫画「青い春」に「GO GO モンスター」という作品も混ぜながら少しアレンジしてありますが、かっこよかったですよ!これ観て、ミッシェルガンエレファントを大分遅ればせながらに聞くようになりました;;主演のほかにも、高岡蒼佑・大柴祐介とかっこいい人揃いですが、映画の中では皆さん、一段とかっこいいです。「ピンポン」が”陽”ならこっちは”陰”な雰囲気の青春群像ですね。ラストシーン好き。あ、あと補足ですが玉木宏主演の方の「リボルバー 青い春」は私のなかではなにか違いました。

⑥「CASSHERN」
批判もよく耳にしますが、私は意外と好きです。原作全然知らないです。これも2、3度目で、始めてみたときは西島秀俊を認識したばかりか、まだ認識していなかった頃なのですが、当時から西島秀俊の役が一番好きでした。人間としては最低な部分もたくさんな役ですが、大滝ひでじぃとの親子演技に感極まります。親子ものに弱いのです。最後のおんぶ、見逃さないでくださいね!

余談ですが、最近周りに伊勢谷祐介好きが多すぎてびっくりびっくりです。びっくりするのも失礼なお話なのですが、西島秀俊や安藤政信、村上淳、新井浩文etcに比べて断然数が多いので(´ `;)確かに、尊敬できる大人な雰囲気はありますかね~。私は自信に満ちたような、堂々としてらっしゃる感じの方が苦手なので理解できず哀しいです。あと、彼はまさに眼が生きてますしね!


と、6作品書いてだいぶ長いので2作品は割愛です!
次はだれか「ものすごくうるさくて~」のレビュー書いて~。期待します☆

では、長くてごめんなさい。

2012/02/15

目指せ!前衛映画\(●>ω<●)/


部ログの活性化を狙ってると見せかけて私物化していく、ぱっさんどすえ\(○・ω・○)/

写真は京都の映画村の地図どすえ!
昼寝しすぎて眠れない~~!!

眠れない夜には映画を観よう!と言いたいところですが、ラーメンズ・小林賢太郎プロデュースの演劇(KKP)DVDを見ながらお届け中(・ω・)眠れない夜に効く映画ってなんどすえか。(※決して京都を馬鹿にしている訳ではありません)



さっき、過去の部ログを見直していたのですが、先輩方から様々なおすすめ映画が出ていました~。しかも、そのなかの作品が後輩(ほぼずーみん)の上映会で上映されていたり、後輩が感想を書いていたり、先輩のお勧めを知ってか知らずか繰返し登場するのです!

特に、OBのひょいさん推薦の作品は後輩人気も高いと思います(優しい嘘、グーニーズ、サバイブスタイル5、ハッシュ!etc)。こんなことなら、お勧め作品をもっと聞いておくべきだった!!なんだか先輩=マニアックなイメージを持ってしまっていたのです。。。それも全く間違ってはいないと思いますが(笑)

とりあえず、ひょいさん推薦のなかに気になってた作品あるんで(この世の外へ クラブ進駐軍、アカルイミライ)観てみようと思います(・ω・*)/たのしみたのしみ~


さらに私がいま観ているラーメンズすらOGの先輩は前からファンでした。
あの頃に観とけばお話聞けたのになぁ~。これが運命のいたずらか!

ちなみにラーメンズ、とりわけ小林賢太郎さんは映像とかTVとかも少しやっていたようですが、私はNHKで製作した「セルフ・カット・ワーク」が好きです。

映像サークルなので無理やり映像作品のレビューにしようとしてます!(・ω・)b
でも、本当に好きな作品なんです。短期間の企画でテーマとルールを与えられた上で作られた作品なのですが、限られた時間のなかでアイディア出して、「新しい」映像作品を生み出してるっていう点で学ぶところは大きいですね。

自分でいうのも恥ずかしいですが、MIG世代のViCCは前衛派を目指している風潮があるので(笑)「新しい、面白い>映画の基礎」みたいな。ジャネに関しては無意識そうですが、どうなのだろう?

こないだ、東京国立近代美術館でジャクソン・ポロック展を観てきたり、ロシア・アヴァンギャルドについて発表を終えたりしたばかりなので、前衛という単語を使ってみました!ポロックはピカソの画集を投げ捨てながら、「くそっ、あいつが全部やっちまった!」って言ったそうですよ。「新しさ」を求めるって楽しいけど苦しそうです(*○@○*)

「セルフ・カット・ワーク」はメイキングも観たのですが、考えてる小林健太郎の傍らにポテチとマヨネーズと箸の乗ったお皿があって、妙に印象的でした。なんだ、その食べ方!迷わず真似してみましたが、原始人な私には手で食べるのが似合ってるようです。

何はともあれ、凶は生みの苦しみあってこそ感動がある事を実感した気になれる部ログでしたね!
ではまた~(0@0)/

2011/02/20

ソーシャルネットワーク

こんにちは、いまいずみです。

上映会も無事終了し、次に見るアンケートの結果が楽しみなような怖いような‥複雑なフィーリングです。
今日はイ―アスにソーシャルネットワークを観に行ってきました、ぱみちゃんと。(倒置法)

誘っていたビサリーが謎のフェードアウトを経て、ぱみちゃんとふたりきり、いっそ恋が生まれそうなシチュエーションの下、メーリスをまわすか一瞬迷ってまわしませんでした。やはりまわしておけばよかったなーと後悔しています。次回からはまわしますね^-^
全く知らなかったのですが、今日は20日でMovixの日、1000円で見られたのでした。いぇーい。

感想は私は「ラストが腑に落ちない」感じでした。何だかんだキレイにまとまる映画って少ないんですけどね。
「涙が止まらなかった」という意見もありますので、興味のわいた方は是非。

この映画では時間の都合でセリフを早口にして収録したらしいのですが、そのおかげでスピード感が出たらしいです。確かに異様なスピードと迫力だったかも‥(・・;)
それから衣装はかなり現実に沿っているとか(笑) そういう細かいところまでこだわれるのは素敵ですね。

次回は3月9日あたりの水曜日、できれば午前中にREDを見れたらなーと画策しています。ジャネに声をかけてみたら既に観てました、さすがViCCアクション担当。REDに興味のあるかたはぜひ私かぱみちゃんにご一報ください。女性にはレディースデーですが、男性の方には一般の日なので辛いかもしれません‥御免!

今後ViCCのミーティング後、ごはん食べてから誰かのおうちを順番で借りて家主推薦の映画を観る会を開くっていうのもいいよね、というお話をぱみちゃんとしました。
せっかくなので皆で映画観て話題を共有していきたいです。まぁ一人で観るのが寂しいだけなんですけど‥

2010/12/30

そうだ、映画を観よう。

こんにちは、実家からぱみなです。

冬休みでミーティングはお休みですが、木曜日なので徐に更新を(笑)
そして、12月26日締切だった作品提出ですが、1月5日締切に変更しましょう!!
だって誰も出してくれない……(´ `)
もとから遅れても良いと言っているので、ここでしか言いません。知る人ぞ知る変更で。

さて、先日、まきちゃんが随分前に、「あそこはいつも本日80円のハタがでてるよー」と教えてくれたGEOに、遂に行ってみました!本当に80円でした☆まきちゃん、ありがとー。借りたのはこちら↓

・内田けんじ監督「アフタースクール」
佐々木蔵ノ介が格好良いです。

・SABU監督「DRIVE」
SABU監督は「弾丸ランナー」を途中までと、「MONDAY」を観た事があります。「MONDAY」のシュールさについていけず、距離を置いていたのですが、これは絶妙で面白かったです☆

・三木聡監督「イン・ザ・プール」
三木監督を観てみようと、特に期待せずに借りましたが、大好きです!!

・熊切和嘉監督「青春☆金属バット」
思いの外暗い雰囲気でした。安藤政信を久々にみました☆「DRIVE」にも出演してますね。

・ジム・ジャームッシュ監督「COFFEE&CIGARETTES」
いろんな人が出てきてびっくりしました。短編集の雰囲気って良いですね。

以上、旧作5本借りても400円でした。最後の1本をちゃんとDVDデッキから出して返却したか、なんとなく不安です☆みなさんも感想とかお薦めとか書いてください!私は滅多に観ないので(**)

では、今年もあと2日!!生き延びましょう!

2010/10/15

ジムジャームッシュの映画を

最近、観ました。

『ブロークンフラワーズ』と『ダウンバイロー』は以前観ました。
最近は『ナイトオンザプランネット』、『ミステリートレイン』と
観ました。

それぞれの日常といいますか、劇的な事件がある訳でもなく、
涙のハッピーエンドがある訳ではないのです。

普通なんだけど、なんかいい。

高校生のときに、シアターキノで『アカルイミライ』を観て、外に出て
空が青くて、ちょっと肌寒いけど心地いい。なぜかそれを映画の感想より
おぼえています。

それに似ているように思います。人間味といいますか。

映画は監督だけのものでは無いと思います。が、ジムジャームッシュは好き。

それからジムキャリーの一人二役はすごい。というか身体動き過ぎ。


おわり