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2016/03/02

動画編集で広がる映画の幅


 学生映画ってどうしても技術的な問題があるから「こんな映画を撮りたい!」って思っても実現しないことが多々ありますよね。
私自身SFやアクションものを撮りたくて入部しましたが最初は銃のエフェクトを付けるだけのBGMでごまかす映画を撮ってました。
 最近はほんの少し編集のレベルが上がって撮れる内容の幅が広がりました。そして今回挑戦しようと思っているのが「STAR WARS」です。


幼稚園の頃から「ジェダイになりたい!」って夢見てたんですが今日に至るまでフォースの導きはありませんでした。
しかし!大学生になった僕は考えたのです。
―ジェダイになりたいなら編集すればいいじゃない―

実際にやっちゃいました。
ちょっとだけ編集画面を公開しちゃいますね。


夢①X-Wingに乗る

反乱同盟軍が使っている機体でメジャーなやつです。

ⅠPhotoShopの画像修景を用いたコックピット編集


映画からこのような画像をもってきてPhotoShopで人物を消した後(画像は作業途中)に撮影したキャストの動画を組み込むとこんな感じになります。


いい感じですね。
次にこんなこともやってみました。


ⅡPremiereProのクロマキー合成を用いた飛行編集

よくテレビとかで背景がグリーンとかブルー一色のスタジオを見たことないですか?あれって動画編集の「ある色だけを抜いて透明にする」機能を使うためにあるんです。

こちら私のコレクションの一つですが、このようにグリーンバックにしておいて

クロマキーを使って背景と合成すると

このように本当に飛んでいるように見えるんです。(グリーンバックの画像と違う構図ですみません)


夢②ライトセーバーを扱いたい

これは誰もが見る夢ですね。でも実は編集してみるととても大変なんです。

ⅠAfterEffectsの色々な機能を使ったライトセーバーの編集


簡単に言えばライトセーバーとなる棒状の武器に光る刃を合成していきます。
ライトセーバーって当たり前ですが戦闘しているときに動かしますよね。つまりその光る刃を一々その棒に合わせないといけないのです。だから一フレームごとに手直して形を整えて場所を指定していかなければならず一秒の映像をつくるだけで相当な時間を費やします。

撮影中はキャストのテンションが上がっちゃって色々アドリブを加えてきます。すると彼らの動きが複雑になると同時にライトセーバーの動きが複雑化してゆき、一フレーム間の調整幅が広がったりマスクを加えないといけなかったり編集する人は地獄を見ます。

でもいいんです!だってライトセーバーを振り回したい気持ちは分かるから!




以上編集の一部をお見せしました。

 ViCC映画をつくる会は演技をしたい人/脚本を書きたい人/撮影をしたい人/動画を編集したい人等様々な人がいます。
世界一途中入部しやすい部(らしい)で一から丁寧に教えてくれるので興味のある方は入部お待ちしています。